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【霊園、墓地の選び方は?】霊園の種類、費用やそれぞれのメリットデメリットを解説

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お墓を建てたいけどまずどこに建てるのがいいの

霊園や墓地ってどうやって選ぶのがいいの

たくさん霊園があるけどそれぞれの違いは

お墓を建てるためにまず霊園、墓地選びをすると思います。

しかし日本には数々の霊園やお寺などがあり、
どうやって選べばいいかわからないと選べないと思います。

そこで今回は霊園、墓地の種類、費用の違いを解説します。

じほりさん

私は毎日仕事でいろいろな霊園に行っています。
毎日お墓を見ていることでわかる
それぞれのメリット、デメリットなどまとめていきます。

あらかじめ簡単に記事の内容をまとめます。

まとめ
  • 霊園には3種類の霊園がある
  • それぞれの霊園のメリット、デメリットを考えて決めるのがいい
  • 決める時には実際に現地に行き見学するのがいい
  • 自分が満足する霊園を選ぶ
目次

霊園の種類

霊園には大きく分けて3つの種類があります。

それぞれの違い、メリットデメリットを解説します。

公営霊園

地方自治体が管理、運営している霊園です。

自治体が運営しているため永続性が保証されている安心感があります。

値段も比較的安い場合が多く石材店も自由に選べるため相見積もりを取ることができる点もいい点です。

しかし墓地がある地域に居住しているなどの条件が厳しい場合や、

倍率が高い地域もあり区画を確保するのが難しい場合もあります。

東京都の倍率の公表を例として挙げると、

令和4年度の都立霊園の公募受付数は、全体で23,914です。公募倍率は、一般埋蔵施設などは4.3倍、合葬埋蔵施設は4.3倍、樹林型合葬埋蔵施設は2.9倍、樹木型合葬埋蔵施設は1.7倍となりました。

令和4年度都立霊園公募受付状況と抽選会について

以上の点などを含めて公営霊園についてまとめます。

メリットデメリット
宗旨・宗派自由
永代使用料や年間管理料が安い
自治体が運営しているため永続性が保証され安心
石材店を自由に選べる相見積もりができる
広々しているところが多い
募集時期が決まっている場合が多い
地域によっては倍率が高く区画を確保できないことがある
広すぎて自分のお墓の場所を探すのが大変
お墓の大きさなどに制限がある場合がある

民間霊園

財団法人や社団法人、宗教法人、公益法人などが管理、運営している霊園です。

民間霊園は施設が整っていてきれいに整備されているところが多いです。

まただれでも申し込むことができることや、いつでも申し込めるのもいい点です。

最近ではペットと一緒に入れるお墓なども増えていて需要が高まっています。

しかし民間霊園には指定石材店制度というものがあるところが多く、

石材店があらかじめ指定されている場合が多いです。

石材店が決まっている場合は石材店に霊園を紹介してもらいましょう。

また公営霊園に比べ永代使用料や管理料は割高な場合が多いため周りの公営霊園の値段も確認して相場を確認してから決めるのがいいです。

民間霊園のまとめです。

メリットデメリット
環境がきれいに整備されているところが多い
宗旨・宗派が不問の場合が多い
バリアフリー墓地が多い
いつでも申し込むことができる
ペットと一緒に入れるお墓なども増えている
公営霊園に比べて割高
石材店が指定されている場合が多い
永続性に不安がある霊園もある

寺院墓地

宗教法人が管理、運営している民営墓地です。

お寺の境内にある墓地と境内以外の場所にある墓地があります。

寺院墓地を利用する場合、基本的にそのお寺の檀家になる必要があります。

そのためほかの霊園に比べ費用の負担は大きいです。

しかし、日ごろからお坊さんの回向が受けられたり、法要もお寺でやってくれるので手間もかからないです。

檀家とは・・お寺の宗派の信徒となりお付き合いをしていき、お寺の経営に協力すること。

回向とは・・成仏を願って死者を供養すること。

メリットデメリット
お寺が管理してくれるので安心できる
檀家になれば法要もお寺で行ってくれる
日ごろからお坊さんの回向が受けられる
環境が整っている
檀家になると費用の負担が大きい
石材店が指定されていることが多い
空きが少ないお寺が多い
宗派不問でもお寺の宗派に従った法要になる。

霊園の種類比較

以上のことを簡単にまとめて比較します。

スクロールできます

公営霊園

民間霊園

寺院墓地
使用料・維持費比較的安い比較的高い高い
※檀家となるため割高
管理・運営自治体公益法人、
宗教法人等
お寺などの宗教法人
宗旨・宗派不問不問多くは不問
今後はお寺の宗派に従う
募集時期年に一度基本いつでも基本いつでも
申込資格自治体によるが
居住地であるなどの制限あり
特になし檀家となる必要がある
ならなくてもいい場合もある
石材店自由指定が多い指定が多い
※檀家とは特定のお寺に所属しそのお寺を支援すること。 その分手厚い供養、管理をしてもらえる。

霊園の選び方

霊園を選ぶときに特に確認するべき点はこちらです。

  • 経営主体管理者の確認
  • 宗旨・宗派の規定があるか
  • お墓の形などの制限、規定があるか
  • 年間管理料の費用と支払方法
  • 管理状況の確認
  • お墓の場所やお墓参りのしやすさ

順に解説していきます。

経営主体、管理者の確認

霊園、墓地によって経営主体、管理者がそれぞれいます。

墓地の維持管理書類の管理などを行なっているため、希望の霊園、墓地について確認しておきましょう。

宗旨・宗派の規定があるか

霊園、墓地によっては宗旨・宗派の規定があります。

自分の宗旨・宗派で利用できるかどうか
また法要時に自分の宗旨・宗派の法要ができるかも確認しましょう。

寺院墓地で宗派不問の場合があるのですが、法要はその寺院の宗派によって行うのが一般的です。

お墓の形などの制限、規定があるか

お墓の形や大きさなどに規定がないか確認しましょう。

自分の建てたいお墓を建てれるかどうか霊園の規定を確認しましょう。

年間管理料の費用と支払方法

年間管理料の支払い方法は霊園ごとに違います。

基本的には墓守(お墓の継承者)が年に一回払うことが多いです。

しかし例外の場合もありまとめて数年分などといった霊園もあります。

年間管理料を滞納しているとお墓が撤去される可能性もあるので気を付けましょう。

共用施設などの管理状況の確認

トイレや休憩所などみんなで使う部分が綺麗かどうか確認しましょう。

また道路の整備や草木が手入れされているかどうかも確認しておくと良いでしょう。

共用部が手入れされているかどうかでお墓の管理状況が見えてきます。

お墓の場所やお墓参りのしやすさ

お墓を建てる場所はどこにするか、またお墓参りしやすい環境かどうかです。

お墓の場所が近ければお墓参りもしやすいです。

郊外の自然豊かな場所で静かにご先祖様が眠っているのもいいと思います。

自分の価値観に合う場所を選びましょう。

またお墓の近くまで車で行けるか、水場は近くにあるかなど
お墓参りのしやすさも確認するといいでしょう。

まとめ

霊園には種類がありそれぞれメリット、デメリットがあります。

最終的には自分で見学して環境など確認しましょう。

霊園、お墓は一度決めたら長く継承していくものです。

納得のいく自分にあった霊園を見つけましょう。

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